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最後の優しさ


2026.05.07

誰かが助けてくれると思っていた。

自分のリソースが少ないことはとうに知っていたから、疲れたときは休もうとした。

けれどどうにも休まらなくて、なのに遅れだけが増えていって、どうしたらいいか分からなかった。

多分、生きがいが少ないからだと思う。

何度も死は過ぎったけれど、宗教化した倫理がそれを許してくれなかった。

ほとんど、もう死ぬしかないことは分かっている。

現実への執着を失くしてしまったのだから、生きている方が変だ。

でも一人の人生の話じゃないから、それは許されないんだ。

これは私の最後の優しさだ。

本当はもう死んでもいいと思っているのに、優しさ一つで生き残っている私を酷く褒め讃えてくれ。